[美穂のDIARY]

(この文は、吹奏楽をやっていた高校生、Mihoが書いたものを、本人の了解のもとにそのまま載せてあります) 

ある日突然、日記を書こうかなって思う。それは他の誰でもない自分に話しかける時かなあ。でも、そんな時の自分って必ず素直でね、思ったことをそのまま書けるんだよね。だから私も、今の素直な気持ちを日記に書こうと思う。

今日、ある男の子の相談を受けた。今までもう2年間もつきあってきたのに、男の子は、しっくりきていない…との事だった。確かにその相手の子を好きだった時期もあった。車の免許をとって二人でどこかへ行こうねっと語りあったこともあった。でもそれはほんの一時期、短い間だったと言う。そして今はもう男の子の恋は終わったと。でもね、私はその子に何もいうことが出来なかった。なんかすごーくその子の気持ちが分かる気がして…。悲しいけど、人間ってそういうはかない面を持っていると思うの。だから私はあなたが思うままにしなさい、って言った。そして、私はその男の子と同じ気持ちだったであろう昔の彼、徹のことを思いだした。

私達が出会ったのは…(おおもとの始まりは、幼なじみだったけど)高校2年生文化祭の後だった。ふとしたきっかけに、M高と交流会をすることになった。そして、そのmemberの中に徹の名前もあった。昔から私達は、仲がよくて、グループ交際のように、ワイワイとやっていた。だから、徹の事は十分知っているつもりだった。でも、交流会の日に会った徹は、私を驚かせた。

"徹の容貌"……そうだったかもしれない。でも、その時の私は、それだけではなかったようにも思う。

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