【Naoの場合】

Naoは中学生の時、塾の先生を好きになった。
先生といっても大学生のバイト。歳の差は5歳。
でも、中学生にとって大学生はオトナに見える。
Naoは塾に通っている間、「好きだ」という意思表示はしなかった。

Naoが告白したのは塾の合格記念パーティーの時だった。(こんなのがあるんだねえ)
その時、一緒に遊びに行く約束をして、4月にTDLに行った。
どういう状況でどんな形でで告白したのか、詳しい話は聞いていないが、ともかくNaoの気持ちは通じた。

高校生になって、Naoは塾には行かなくなったが、先生とのつきあいは続いた。
……といっても初めは、月に2回程度会って、あとは電話というつきあいだった。
このときはまだNaoは俺のところに来るようにはなっていなかったので、詳しい話は知らない。

Naoが友達と一緒に俺のお茶会に来るようになった頃には二人の間はかなり進んでいた。
初Hはクリスマス。そして、それからデートの場所が遊園地や海などから彼の部屋へと変化した。
やがて、Naoが学校の帰りに彼の部屋に行くようになり、彼の帰りが遅い時はNaoが先に彼の部屋に行って彼を待つようになった。

彼が大学4年になり、講義が週2日しかなくなると、Naoは学校をサボったり、早退したりして彼の部屋に通った。
彼の方も次第に学校に行かなくなり、Naoと二人で部屋に籠もることも多くなった。
Naoが彼の部屋に泊まったりするようにもなった。

こうした二人の仲が引き裂かれたのは、アパートの大家さんから彼の実家への電話だった。
彼はNaoと一緒にいるためにバイトもサボり、生活費が足りなくなって家賃や電話代を滞納したんだ。
大家さんはその事を実家に連絡するとともに、彼の部屋に女の子が出入りしていることを話した。

彼の父親が突然彼の部屋を訪ねた時、たまたまNaoが一人で部屋にいた。
Naoがお父さんから説教されているときに、彼が帰ってきた。
……最悪の展開だった。

彼は実家に連れ戻され、実家から大学に通うようになった。
実家から大学までは片道2時間半。
必要最低限のお金しか与えられず、時間も制限される中で二人は一所懸命に時間を作って会っていたが、しだいに会う間隔が長くなり、やがてほとんど会わなくなってしまった。
Naoはそれでも彼が好きで、何とか会おうとしていたが、彼の方はそれほど積極的ではなくなってきた。
……その理由は、彼に新しい彼女ができたからだった。
彼の新しい相手は地元のもと同級生。実家に帰っている彼とはいつでも会えるから、二人の仲は急速に進んだ。
Naoは彼の友達からその事を聞いた時にものすごいショックを受けた。
なんとか彼に連絡を取ろうとしたがダメだった。
彼の携帯の番号は変わっていたし、実家に電話することもできない。
彼の友達も、同情はしてくれたが、携帯の番号は教えてくれなかった。

………こうしてNaoの恋は終わった。


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塾の先生の場合、大学生のバイトなどもいるので年齢が近いことも多く、学校の先生のような制約も少ないので生徒との交際も少なくはないようだ。
もちろん、ほとんどの塾は生徒との個人的な交際を禁じているし、性的な関係ができれば青少年保護育成条例に引っかかる。
ただ、生徒との交際がバレてクビになっても、バイトなら他の塾を探せばいいんだから、それほどダメージは大きくない。
だから、学校の先生よりも生徒のアプローチが成功する可能性が高いんだろう。
Naoの場合は不幸な結果に終わったけれど、俺からみたらそれはNaoにも原因があったと思う。
もうちょっと自制すれば良かったのになって思う。
彼がバイトを続けられるように、Naoも学校はサボらずに、我慢しなければならない時は会いたくても我慢して、節度あるつきあい方をしていれば破綻しなかったのではないかな。………俺はそう思うんだけど。

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