音部日記

<< May 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

ぜんぶ ここに

みなさんこんばんは!セラです。

今日の部活は、
1年生はSVEC(レッスン)、2年生は春こんの練習をしました!

ラピスも言っていましたが、体育では今月末のマラソン大会に向けて持久走の練習が始まっております。

松女生の90%は苦手もしくは嫌いというマイナスな意識を持っているであろう持久走。
つい最近まで私も「持久走=嫌なモノ」というイメージを持ってました。
そんな自らの固定観念が、とある空飛ぶヒーローをキッカケに壊されたという話です。

ある日の30分間走。その日の戦いの舞台は体育館だったので、体育の先生が音楽を流してくださっていました。
どこかで聴いたことあるような応援ソングを聞き流しながら、ある者はストイックに走り続け、またある者は友と楽しそうに話しながらゆったりランニング…。
私はというと、いくら喘ぎながら願っても速くは進まない残り時間を示す残酷なタイマーを睨みつけながら、ゼェハァと息を切らしつつ人並みのペースで走っていました。

さあ残り時間はやっと半分を切り、身体も精神もよりキツくなってまいりました。
不規則な足音が鳴り続いている体育館に、新たな曲のイントロが響きました。皆が耳をすます中、かかった曲は

そう、「 ア ン パ ン マ ン の マ ー チ 」です。

曲の序盤のほうこそ「なぜこの選曲?(笑)」などとアンパンマンのマーチを馬鹿にしていた私を含む松女生。しかし不思議なことに、笑いながら走っているうちに、脳が「楽しい」と錯覚するのか、苦しさを忘れていることに気がつきました。
それからの15分は驚くほどあっという間に過ぎていきました。

走り終わったあと、体育館の真ん中で大の字になって寝転びながら思いました。「あぁ私も…みんなの夢を守るために飛び続ける、アンパンマンのようになりたい…。」と。

ひんやりとした床の感触が、火照った身体にしみていくようでした。

アンパンマンの授業(?)から2日後、また持久走の時間がありました。その日の舞台は体育館ではなく、外。外回りのコースは体育館とは違い、空気が冷たく足場が悪いところも多いです。前のようにマイナスな考えで頭の中が埋め尽くされそうになったとき、あるアイデアが浮かびました。

「そうだ!キツくなったら笑ってみよう!」

“ニヤニヤ作戦”を実行した20分間はやはり楽しく、走り終わった後も今までに経験したことのないような清々しさで溢れていました。

いつかの話し合いで「鏡の前で口角をあげてみると、どんなときでも楽しくなってくるから実践してみてね!」と言ってた音楽部員。
「笑うから幸せになれる」という先生のお話。
あぁ、身近なところに毎日をより楽しむためのヒントは隠されていたじゃないか…。と気付けた、セラのエピソードでした。

持久走やだ!!テスト勉強しなきゃ!明日早起きしなきゃいけないのにまだ課題終わってない!などの小さな憂鬱は、「とりあえず笑ってみる」作戦でなんとかなる……かもしれません!
もちろん、自分だけで解決できそうにない悩みは周りの人の力を借りるべきだと思います。

このエピソードは生涯忘れることはないだろうと思えるほど私の人生に影響を与えてくれたように感じます。
長くなりましたが、ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
おやすみなさい🌙

次は…「りっぽ」!
固定リンク | この記事を編集する | comments(0) | trackbacks(0)
< 体調・筋肉痛は大丈夫ですか?󾌾 | 筋肉痛やばばばばばめ >
ARCHIVES
OTHERS